自動車メーカーのSUBARUが、ユーザー向けに「SUBAROAD」というドライブ支援アプリを出していて、ドライブの目的や希望のアクティビティを入力すると、行く先のプランニングと現地での音声ガイド等をしてくれるようです。
私はスバル車ユーザーではないのですが、スバル車ユーザーの方の中には既にお使いの方もいらっしゃることと思います。
簡単に説明しますと、ユーザーの方が
「週末にドライブに行こうかな?」と思ってSUBAROADを開くと⇒ドライブの目的に応じて、お薦めの目的地とアクティビティが複数用意されていて⇒仮に「伊豆高原」と選択してドライブを始めるとガイドがスタートするというものです。

これの何が優れているのか?と言いますと
- お客様の要望に合わせて多数のコースと内容が準備されている(顧客ニーズの先読み)
- GPSと連動しているため「今そこ」で見るべき景色や観光スポットの解説(状況に応じたアドバイス)
- その景色に合った音楽の選曲と提供(ユーザーのシチュエーションに応じた提案)
といった「ユーザーがこれから必要となる情報を先回りして教えてくれる」ということです。

ちなみに、私は博物館や美術館、あるいは伊勢神宮や出雲大社等に行くと必ず有料の音声ガイドを借りるか、お金を払ってガイドさんにお願いします。
ただ漫然と観るのと、解説を聴きながら見るのでは全く意味が異なるためと、後になってから「折角行ったのに見ておけば良かった」と後悔するのが嫌だからです。
例えば弊社で言うと
例えば弊社の例で言うと、5〜6年前までは「○○を解決したいので手伝って欲しい」「○○するにはどうしたら良いか」という課題解決型の相談が多かったように思いますが、最近は「次のステージに上がるために必要なことを教えて欲しい」「会社をこれからどのようにしたら良いか、その道筋を知りたい」といった水先案内人的な役割を期待する相談が増えてきています。
先行きが不透明になると一歩先の情報を持っているであろう人の意見を聞きたくといったこともあるでしょうし、顧客ニーズも情報提供 < 課題解決 < 予測支援 < 行動支援 と進化しているということなのでしょう。
SUBAROAD ⇒ https://youtu.be/c1SSll9o9nY?t=23