「人を扱う」なら「感じる力」を養うこと
こんにちは。大谷です。
最近、人から「大谷さんはコーチングを学ぶ前とあとでだいぶ変わったよね」とおっしゃっていただくことが多く、自分でも「変えた部分と変わった部分」があることは自覚しています。
なぜ、コーチングからそれほどの影響を受けたのか?ということですが、コーチングでは「人とのコミュニケーションに必要な全てのスキル」を全ぶことができるので、そこで学んだ具体的なスキルは日常でも意識的に活用しています。ですからそこは前述の「変えた部分」に該当します。
対して「変わった部分」というのは、研修に参加された他の方の話を聞いて「ああ、そんなことで悩んでいる人がいるのだ」とか「そういうことを言うと人を傷つけてしまうことがあるのだ」と気づき、「だったらそれはやっちゃダメだな」とか「そこは気を付けよう」と「頭ではなく心で感じた部分」なので、そこは「変わった部分」に該当します。
実は昨日も、従業員が90名を超える士業グループの社員の方向けに連続型のコミュニケーション研修を行って来たのですが、上記のような実体験があるので、最近はワークを中心に「感じていただくこと」に力点を置いて行っています。
やはり、私を含め、日頃から「頭で考える職業の方」は無意識に「何でも頭で考え判断するクセ」がついているため、「感じる」という概念を持っていなかったり、気づけていなかったりすることが多いように思います。
ただ「人間は感情の生き物である」という言葉があるくらい「感情を取り扱えない」ということは「人を扱えない」ということにもつながると思っていますので、「感じる力を活用しないこと」は能力の半分以上は捨てているようで大変もったいないように思います。