純粋な関心を寄せる / 聞き上手になる
おはようございます。大谷です。
昨日は20代〜40代の女性が中心の総勢18名の会計事務所のコンサルティングでした。所長は男性で42歳です。
この事務所で新たに始めたのが「おいしいランチを食べながらの個別ミーティング」で、現在、全体の半分ほど終了したとのことでしたので、先生に「やってみてどうでしたか?」と尋ねてみました。
その結果、職員さんからは
・今〇〇に困っている、とか
・今後はこんな仕事をしてみたい、とか
・「〇〇さんと✕✕さんが仲悪いのですが先生知ってました?このままじゃマズイのではないですか?」とか
・子供が小さいので、働く時間を少し短くしていただけるとありがたい
など、今までは聞けなかった本音や知らなかった所内の情報など様々な話が聞けるようになった、とのことでした。
これまでも、賞与査定のフィードバックや今後事務所が期待することなど「こちらから伝えること」を目的とした年に2回の個別面談は行っていたそうですが、先生曰く「職員のみんなも、折角この事務所を良いと思って入社してくれたのに、面談をすればするほどその感覚が薄れて行くように感じたので、思い切って止めた」とのことでした。
そして、ミーティングの形式だけでなく、スタイルも「こちらの希望を伝える」から「本人の話に耳を傾ける」に切り替えたら、皆が何も言わなくても自然と頑張ってくれるようになったとのことでした。
話を伺って「人を動かす」で有名なデール・カーネギーの「人に好かれる6つの原則」を思い出しました。